Edward_Bach

エドワード・バッチ博士は、ワクチンの接種法に関しても、新しい方法を模索していました。当時、ワクチン接種部位の皮膚の局所反応を訴える患者が多かったからです。

バッチ博士は、病気に関係する腸内細菌をホメオパシー濃度にまで希釈して舌下薬を作り、それを投与することにしました。そして、その舌下薬を患者に経口投与してみたところ、以前の皮下への接種ではとても達成できなかったほどの効果があらわれました。

これらの症例にもとづいて、バッチ博士は、慢性疾患を起こし得る細菌を「7種類」に分類しました。そしてそれぞれの細菌から、現在、バッチ博士の7種のノソード(疾病により獲得した治療用物質)− the seven Bach nosodes」 と呼ばれるホメオパシー薬を調合するに至りました。(リチャード・ガーバー著「バイブレーショナル・メディスン」p.296より)


【参考文献】