ピーター・ダミアン氏が体系化した「バッチフラワーレメディの占星術によるアプローチ」について、ドイツ人ナチュロパスのディートマー・クレイマー氏は、この方法を用いた症例をまとめています。それには、「クライアントの抱えている問題点と天体の配置には確かなつながりがある」とあり、人生における学びの機会の段階には、ダミアン氏が振り分けたフラワーエッセンスのほかに、compensetion(コンペンセーション=代償=心身のバランスを保つのが目的だが、代償となるエネルギーのはけ口がある状態)のときと、de-compensetion(デコンペンセーション=代償不全=代償できるものはもはやない状態)のときには、12ヒーラーズ以外のエッセンスも用いることが考えられると記述されています。

さらに、クレーマー氏によると、「クライアントの問診で必要となったエッセンスに加えて、メンテナンスレメディを摂った場合には、その効果が著しく上がることは特筆すべきで、メンテナンスレメディを併用したクライアントからは、強烈な夢を見たという報告が多かった」ということです。また、「必要なエッセンスを飲むことなしに、占星術から選んだエッセンスだけを摂った場合には、何も起こらないか、単に不快な反応が現れた」ともあります。

フラワーエッセンスは、38種類の中から選ぶものですが、ダミアン氏は、その中の12種類だけを使って占星術的なアプローチをまとめています。バッチ博士も、当初は12種類だけを考えていましたが、それでは十分に対応しきれないことがわかり、そのあと26種類を追加してフラワーエッセンスの体系を完成させました。

クレイマー氏は、数多くの臨床の結果、12種類だけではカバーできない例があることを発見し、特に病理が深い場合には38種類を対象に選べるように、自分自身の理論をさらに進化させました。対象のフラワーエッセンスが12種類だけに絞られてしまう可能性があることからも、クレイマー氏のアドバイス通り、従来の使い方である「心の状態」にあわせて自分を癒すエッセンスと併用することが好ましいと思われます。

--------------------------------------------------
【参考文献】

romatopia

フレグランスジャーナル社 aromatopia No.73(2005) p.67-72より