メンテナンスレメディは、心理状態に合わせてフラワーエッセンスを摂っているクライアントを対象に提案することが望ましいです。また、効果に関しては個人差がありますので、あらかじめて用途を説明しておくことも大切です。

メンテナンスレメディを取ることによって、いままで忘れていた過去の好ましくない感情が湧いてきたり、自分の見たくない感情(ごまかしたい感情)が湧き出てくることも考えられます。それは、本来ならその時々に解決し、受け入れることで本人の成長となるのですが、残念ながら心の葛藤を整理することはそう簡単にはいかないことが多いのです。特に現代人は非常に忙しく、日々の仕事と生活に追われ、心の奥底に潜む自分の感情と向き合う時間を持つゆとりがありません。現状を維持するだけでも、さまざまな問題がふりかかってきますから、疲労感も出てきて、自分の感情をきちんと扱うことにおそろかになりがちです。

メンテナンスレメディは、心理への解毒剤的な役割がありますので、通常のエッセンスが効きにくい時や心理状態を変化させる新たなきっかけが必要な時に取るといいでしょう。クライアントさんには、「奇妙な感じがした、強烈な夢を見た」という報告は多いです。もし過去の不快な感情があらわれた場合、本人がその感情とまだ向き合える状態ではないのであれば、無理に続けないようアドバイスする必要があります。メンテナンスレメディはあくまでも解毒剤であり、そのフォローをするために、心理状態に合わせて選んだフラワーエッセンスや、カウンセリングなど、他の療法が必要なことを助言することによって、クライアントとの信頼関係は一層深まるに違いありません。

--------------------------------------------------
【参考文献】

romatopia

フレグランスジャーナル社 aromatopia No.73(2005) p.67-72より