No.13 ゴース Gorse
学名:Ulex europaeus
和名:ハリエニシダ
▶7つのカテゴリー:「内面の不確かさ」
■タイプレメディ
※タイプレメディはありません。
■ムードレメディ
重い病気になったり、大切なものを失ったりして、絶望し、諦めてしまっている状態です。何をしても無駄で、状況が良くなることはないと思い、追いつめられた辛い状況に耐えているだけです。希望を持つことができないために、事態を改善できそうなことがあっても拒否します。周囲の人に強く勧められた時に、相手を満足させるために試みることはありますが、良くなるという期待はありません。
■レメディの効果
可能性を信じ、希望を持つことができます。自分の運命を受け入れた形で、どんな困難も乗り越えられると信じられます。病気の場合は、治癒に対して希望を持つことは回復への大きな一歩となります。
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〈追加情報❶〉
バッチは、次にくるレメディが、最初のグル―プよりも、もっと頑固な心理状態に使われることはわかっていました。それは、これ以上何をしてもだめだと思い込んでいる人、無力な状態に耐えなければならないと思うあまりすっかり希望を失っいる人に使われるものです。こうした心理状態を助けるレメディは、強力なものでなければなりません。それは群落を成し、その色と美しさ、壮観な光景で目を引くような草や灌木、樹木の花の中にそれは発見されるであろうと感じていました。こうした木々や草花の中に含まれている集合的な力は、型にはまった心理状態やあきらめの気持ちから救い出すのに必要な、刺激のあるレメディを提供してくれるはずです。バッチはこのレメディを、至るところに群落を作っているゴース(はりえにしだ)の花の中に発見しました。この黄金色の花は、春と初夏に強烈な香りを空中に漂わせます。バッチは太陽法を使って薬効成分の抽出を行いました。群落の周辺部と内側のあちらこちらから花を採取し、こうして集団のもつ力を集めました。
バッチは、ゴースの花が、長い闘病生活ですっかり回復の希望を失い、良くなろうという努力をしなくなった人々への薬になることを発見しました。そしてこの薬は復活祭の直前に製造しました。
(ノラ・ウィークス著「心を癒す花の療法」p.157-158より)
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〈追加情報❷〉
▶16種類のレメディで治療する
Bach Flower Counsel
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