エドワード・バッチは、1886年9月24日、イングランドの中部にあるウォリックシャー州のバーミンガムから3マイルほど郊外の村モスレーに、二人の妹をもつ長男として生まれました。

モスレーの風景
モスレー

バッチは、ウェールズ人の血が流れていたため、直観力にはとても鋭いものがありました。そしてウェールズに関するすべてのことが、彼の心を強く魅了しました。バッチ(Bach)という名が暗示するように、彼の家族は昔、その地方から渡ってきたのであり、彼の直観的、理想主義的な性格、美しいものを愛する心、そのきれいな声は、彼があの神秘な地方の生んだまことの子であることを告げるものでした。

バッチが通ったモスレーのウィンターロー校の学長ハワード・フィッシャーは、ウェールズ人で、バッチはこの人物を晩年まで慕い続けました。

ウェールズを愛する気持ちが、バッチを度々この地方に引き寄せました。子どもの頃、彼はウェールズの村々や山々を歩き、野鳥や木々、野の花を友にして過ごすのが大好きでした。大自然を愛する気持ちは、すでに幼い頃から現われていたのです。

のちに、彼は自分を有名にしたフラワーレメディ(野草薬)の最初のものを渓流のそばで見つけることになります。また、さらに後になって、ウェールズ村の静かな環境の中で、新しい野草医学の体系作りをすることになります。

森林


Bach Flower Counsel

バッチフラワーカウンセル
英国バッチセンター