No.01 アグリモニー Agrimony 
学名:Agrimonia eupatoria
和名:セイヨウキンミズヒキ、竜牙草

Agrimony












7つのカテゴリー:「人や周囲に敏感すぎる」

■タイプレメディ
明るい外見、明るい表情や振る舞いの背後に、心労を押し隠し、元気で問題がないかのように装います。人に自分の心配や不安を見せないだけでなく、自分でも極力見ないようにするために、ひとりでいることを避け、社交的にパーティーなどの仲間のいる場所に行ったり、アルコールや薬物に頼ることもあるかも知れません。周囲との調和や平和を重んじ、衝突や軋轢を嫌います。

■ムードレメディ
明るく振る舞っていなくても、平静を装い、ひとりで辛さに耐えるような状態に使われます。

■レメディの効果
心からの喜びと幸せを感じられます。問題に向き合い、それを乗り越え、成長の糧にしたり、真に楽観的に考えられるようになるでしょう。物事のマイナスの側面も人生の一部として受け入れられるのです。


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〈追加情報❶〉
バッチが薬効成分を試した最初の花は、アグリモニー(西洋きんみずひき)です。この植物は、イギリスの田舎であれば道端や野原などどこにでもあふれているので、人々はその美しさを気にもとめずに通り過ぎてしまうことでしょう。その小さな花は金色で、同じ色の雄蕊(おしべ)が沢山ついています。花弁がしおれて落ち、種子が熟してくると、細い茎はかぎ状の微毛に覆われたた鈴形の実でいっぱいになります。これらが人の衣類や動物の毛にくっついてあちこちに運ばれていくのです。バッチは、この植物の花が心労の薬になることを発見しました。心労とは、明るい外見の背後に隠れていることの多い、落ち着きのない、苛まれた心の状態です。

(ノラ・ウィークス著「心を癒す花の療法」p.106-107より)


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〈追加情報❷〉
苦痛から解放された人々の例



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