No.26 ロックローズ Rock Rose
学名:Helianthemum nummularium
和名:ハンニチバナ
▶7つのカテゴリー:「恐れと不安」
■タイプレメディ
※タイプレメディの記載はありません。
■ムードレメディ
強くおびえ、極度の恐怖感を感じるようなパニック状態に使われます。緊急の事態に遭遇したときに感じるような恐怖や戦慄の状態で、極度の恐れのために、口がきけなくなったり、心臓が止まりそうになったり、呼吸が止まるように感じたりします。恐怖の理由がわかっている場合にもわかっていない場合にも使われます。悪夢にうなされたときや、パニック発作などにも使われます。緊急の状態を落ち着かせることから、レスキューレメディの中にも入っています。
■レメディの効果
強い勇気を持つことができます。自分を見失わずにいられ、心の安らぎが得られます。
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〈追加情報❶〉
12番目の薬(最後に発見する薬)は、危篤状態、あるいは急性の病に襲われている人々の戦慄感に対処する性質のものでした。ロンドンを発つ少し前に起こったある出来事が、この種の薬が何としても必要であることを、彼の心に刻みつけました。
彼は、急に出血を起こしてパニック状態に陥っている女性の元に呼ばれました。女性は衰弱していて吐血し続けていました。バッチは彼女に近づき、肩に手を置いてこう言いました。「安心しなさい。もうすぐよくなります。横になって眠りなさい。」すると、出血は止まり、その後、3時間ほど眠り、目を覚ますと元気を取り戻していました。バッチはこのようにヒーリングの力がありました。そしてヒーリングと同じように作用するフラワーレメディを探す必要性があると考えていました。
ある日、ケント州ウェスタ―ハム近くの田園地帯を散策しているうちに、彼は、前の年にゲンチアナを見つけた野原に戻ってきました。そこで、ロックローズ(はんにち花)の小さな黄金色のお花に覆われているこの野原を見たとき、彼はこの花が、先日の出血を起こしてパニック状態に陥っていた女性のように、本人やその周囲の人々が恐怖心に駆られて緊急を要するときに役に立つ治療薬となることを知りました。
ロックローズのお花を見つけたことで、『12人の癒し手』(The Twelve Healers)というフラワーレメディを完成させることができました。
(ノラ・ウィークス著「心を癒す花の療法」p.136-139より)
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〈追加情報❷〉
▶12種類のレメディで治療する(2)
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〈追加情報❸〉
▶38種類のレメディによる奇跡的な治療の事例
Bach Flower Counsel
バッチフラワーカウンセル